『子供の個性を伸ばす』
幼稚園や教育・育児関連の雑誌などでよく見かける言葉だなぁと感じます。
でも、日本人はこれが苦手な民族ではないかとも思うのです。
どうしても周囲から突出することを嫌う傾向があります。
人と違い過ぎることにやはり臆病な自分を感じたりもします。
子供によって性格はそれぞれです。どんな子も自分らしさを大切にして欲しい。
だから、一番身近にいる親が、自分の子の良さを最大限に認め、思いきり褒めてあげたいものです。
幼児は褒められて成長するものなのです。
また逆に個性を伸ばすという言葉の意味をはき違えているように思うケースもあります。
先日、お友達のお母さんが「うちの娘はそれぞれの個性を大切にしてのびのび自由にさせる園にいたから、こっちに来てちゃんと先生の話がきけるか、お友達とうまく遊べるか心配」というようなことを言っていました。
個性を大切にすることと、先生の話を落ち着いて聞いたり、
周囲との協調性を持つことは相反することであるはずがありません。
個性を伸ばすことは自分の好き勝手に行動することとは違いますよね?
個性とは自分らしさですが、自分の主張を押し通すことではないのです。
個性とか自由といった言葉を勘違いしてしまうと、
新聞などでも取り上げられている『モンスター』が誕生します。
最近ではモンスター親たちが多く出現しているらしいのです。
給食費の未納に対し、頼んでいないと返答する親。
自分の子供に関して理不尽で非常識なことを平気で園や学校へ要求する親。
親にとっての普通や当たり前といった感覚は、子供にそのまま引継がれます。
「個性を尊重し、のびのび育てる」ことと、「相手の気持ちを思いやり、相手の立場に立って考える」ことのバランス感覚を子供に伝えたいものです。